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ネックリフトとは何ですか?
ネックリフトは、たるんだ首の前側の筋肉と皮膚を外側(耳の後ろ側)へ引き上げて、あご下と首のラインを整える手術です。

ひとことで言うと、首の前面を覆う薄い筋肉と皮膚を耳の後ろへ引き上げる手術です。
首の前面の皮膚のすぐ下には、広くて薄い筋肉が一層覆っています。医学用語では広頚筋(platysma)と呼びます。
この筋肉がゆるむと、あご下がたるみ、首に縦の帯状のすじが立ちます。このすじをネックバンドと呼びます。鏡の中の首でお感じになっていた変化がこれです。
あご下を切開し、中央で筋肉を寄せて縫い縮める手術は、二重あご・広頚筋縫縮術です。ネックリフトとは異なる手術であり、二重あご・広頚筋縫縮術のご案内で説明しています。
首の前面を覆う薄い筋肉がゆるみ、中央が開いていることが、首のたるみと縦の帯の原因です。ネックリフトは、この筋肉を耳の後ろへ引き直して持ち上げます。中央を寄せて縫い縮めるのは、二重あご・広頚筋縫縮術です。
ネックリフトはどんな場合に行いますか?
あご下と首がたるんでフェイスラインと首の境目がぼやけた場合や、首に縦の帯状のすじが立つ場合に行います。

首のラインが以前とは違うと感じられたら、以下のリストを鏡の前で一つずつ確認してみてください。
以下に当てはまる場合は、ご相談でネックリフトが合っているかどうかを確認します。
- あごの下から首へつながる角度がなくなりました
- 首に縦の帯のような筋が立って見えます
- 横顔で、フェイスラインと首の境目がぼやけています
- お顔は整ったのに、首のラインがついてきません
首がたるんで見える原因は一つではありません。皮膚が伸びている場合、脂肪が多い場合、筋肉が開いている場合で、それぞれ異なります。ご相談では、原因の見極めから行います。
院長のひとこと
「いずれにせよ、正確な診断が必須です。」
当てはまる項目があるからといって、すぐに手術をお勧めすることはありません。診療方針の第一は「決して無理な手術はお勧めしません」です。ネックリフトまでは必要ない状態であれば、そのようにお伝えします。
ネックリフトは、フェイスリフト・二重あご・広頚筋縫縮術と何が違いますか?
フェイスリフトは頬とフェイスラインを、ネックリフトは首とフェイスラインを、外側から引き上げます。 二重あご・広頚筋縫縮術は、あご下を切開して中央で筋肉を寄せて縫い縮める手術です。

名前が似ているため、混同されるのは当然です。表に分けてご覧いただきます。
麻酔、時間、入院は以下のとおりです。
| 糸リフト | 二重あご・広頚筋縫縮術 | ネックリフト | フェイスリフト | |
|---|---|---|---|---|
| 麻酔 | 局所麻酔、静脈麻酔(睡眠麻酔)の併用可 | 静脈麻酔(睡眠麻酔)または全身麻酔 | 静脈麻酔(睡眠麻酔)または全身麻酔 | 主に全身麻酔 |
| 所要時間 | 30分前後 | 1時間 | 2~3時間 | 4~5時間 |
| 入院 | 不要 | 不要 | 不要 | 通常は1日入院 |
扱う部位と切開は以下のとおりです。
| 二重あご・広頚筋縫縮術 | ネックリフト | フェイスリフト | |
|---|---|---|---|
| 主に扱う部位 | あご下の中央 | 首とフェイスライン | 頬とフェイスライン |
| 扱う部位 | あご下を切開し、広頚筋を中央に寄せて縫い縮める | 広頚筋と首の皮膚を外側(横・後ろ方向)へ引き上げて固定し、余った首の皮膚を整える | SMAS(顔の筋膜層)を引き上げて固定し、余った顔の皮膚を切除する |
| 切開 | あご下 | 耳の後ろ | こめかみの頭皮側の生え際の内側 – 耳の前 – 耳たぶ – 耳の後ろ – 後ろ側の生え際 |
二重あご・広頚筋縫縮術は別のページで説明しています。二重あご・広頚筋縫縮術のご案内をご覧ください。
ほかの方法のほうが合っている場合
- あご下の中央の筋肉が開いてあご下だけが厚ぼったく、首の皮膚はそれほど伸びていない場合:あご下を切開して筋肉を中央に寄せて縫い縮める二重あご・広頚筋縫縮術のご案内をまずご覧ください。
- 頬の肉が下がり、フェイスラインが崩れたことが主な悩みの場合:フェイスリフト手術のご案内をご覧ください。たるみが軽ければミニフェイスリフト手術のご案内をご覧ください。
- あご下が脂肪で厚ぼったく、皮膚の弾力が残っている場合:脂肪を減らす方法(脂肪吸引)をまずご覧ください。脂肪だけを減らしても、伸びた筋肉と皮膚はそのまま残ります。
- たるみが始まった段階で、余っている皮膚が多くない場合:まず糸リフト施術のご案内をご覧ください。
- 横方向の首のしわだけが悩みの場合:ネックリフトは、たるんだ首を引き上げる手術です。横じわそのものをなくす手術ではありません。
脂肪吸引・糸リフトでは足りない理由
脂肪吸引・糸リフトでは足りない理由
脂肪吸引や糸リフトだけでは難しいのかと気になる方のために、その理由を説明します。
ネックリフトの手術はどのように進みますか?
麻酔をした後、耳の後ろを切開し、ゆるんだ首の筋肉と皮膚を横・後ろ方向に引き上げて固定し、余った皮膚を整えて縫合します。 2~3時間かかります。
初めてで漠然と感じられることがあるため、以下に順番にまとめました。
1. ご相談の上、原因を見極めます
皮膚、脂肪、筋肉のうち、何が首をたるんで見せているのかを確認します。お顔も併せて行う必要があるかどうかも、このときに決めます。服用中のお薬や持病をすべてお知らせください。些細に思えることでも構いません。
2. 麻酔をします
静脈麻酔(睡眠麻酔)または全身麻酔で行います。
3. 耳の後ろを切開します
耳の後ろの切開から、首の側面の筋肉と皮膚にアプローチします。
4. 広頚筋を横・後ろ方向に引き上げて固定します
ゆるんだ筋肉の外側の縁を、耳の後ろ側へ引き上げて固定します。あご下の中央で筋肉を寄せて縫い縮めるのは、二重あご・広頚筋縫縮術です。
5. 余った皮膚を整えて縫合します
引き上げた後、余った首の皮膚を耳の後ろで整えます。切開線に沿って縫合します。
6. 当日にお帰りになります
入院は必要ありません。
手術後にドレーン(たまった血や浸出液を排出する細い管)と圧迫バンドを使用するか、いつ外すか:
ネックリフトの傷跡はどこに残りますか?
ネックリフトの傷跡は耳の後ろに残ります。 傷跡が残らない手術ではありません。
首に跡が残らないか心配になるお気持ちは当然です。
耳の後ろの切開線は、耳の折れ曲がる線に沿っています。二重あご・広頚筋縫縮術を併せて行う場合は、あご下にも切開線ができます。
切開線は最初は赤みがあります。時間がたつにつれて、周囲の皮膚の色に近づきます。
体質によって肥厚性瘢痕(厚く盛り上がった傷跡)が生じることがあります。以前の手術や傷で傷跡が大きく残ったことがある場合は、ご相談の際にお知らせください。
ネックリフトの回復にはどのくらいかかりますか?
ネックリフトは、通常、手術後1~2週間で、ある程度の日常生活が可能です。 入院せずに受けられる手術ですが、腫れや内出血がほとんど引くまでの回復期間は別途必要です。
出勤や大事な約束を控えている方にとって、最も気になる点だと思います。
回復スケジュール(腫れと内出血が最もひどい時期、腫れと内出血がほとんど引く時期、圧迫バンドを着用する期間、抜糸の時期、最終的な形を確認する時期):
回復の速さは人によって異なります。大切な予定がある場合は、相談の際にあらかじめお知らせください。
回復の間、お一人で耐えることのないよう、院長と看護チームが腫れ・痛み・体調をあわせて確認します。診療方針の第三は「手術後に患者様をより頻繁に診ます」です。
院長のひとこと
「手術後の丁寧な治療や経過観察が、大きな問題を避けるために不可欠です。」
手術後の注意事項
冷罨法・温罨法は行いません。 手術後は皮膚の感覚が低下しているため、やけどを負う危険があるからです。
就寝時の姿勢や首を回す動作、洗顔・シャンプー・メイク・髭剃りを始める時期、運動・飲酒・サウナを再開する時期、手術後の通院スケジュール:
このような場合は待たないでください
下記の症状は、次の診察まで待たずにお知らせいただきたい変化です。
手術後に何かおかしいと感じたら、一人で我慢しないでください。
- あご下や首が急に腫れて張ってきたとき
- 息が苦しい、またはつばを飲み込みにくいとき
- 痛みが時間とともに強くなるとき
- 笑ったり話したりするときに、下唇の片側だけが動きにくいとき
- 切開線の周辺や首の皮膚の色が暗く変わったり、水ぶくれができたりしたとき
- 切開した部位が赤く腫れて熱を持ったり、膿が出たりするとき
- 片方のふくらはぎが腫れて痛むとき、突然息切れがするとき
診療時間外に首が急速に腫れたり、息をするのが苦しくなったりした場合は、待たずに119(救急)に連絡するか、近くの救急外来へ行ってください。
急ぎではありませんが、次回の診察の際に必ずお伝えいただきたいこともあります。
- 腫れが引いた後も、首の前面がでこぼこと触れたり見えたりするとき
- 首の縦の帯が再び見えるとき
- 傷跡がだんだん盛り上がったり、かゆくなったりするとき
- 左右差が時間がたっても減らないとき
- あご下や耳たぶの周辺の感覚が戻らないとき
- 食事のときにあご下が膨らんだり、柔らかい水風船のように触れたりするとき
ネックリフトはフェイスリフトと一緒に行いますか?
お顔と首が一緒にたるんでいる場合は、二つの手術を一緒に行うことをご相談します。 一緒に行うと、全体の手術時間は長くなります。
お顔と首の両方が気になる方にとっては、最も気になる点だと思います。
頬とフェイスラインのたるみはフェイスリフトが、あご下と首のたるみはネックリフトが扱います。顔だけを引き上げると、首の縦の帯とあご下のたるみが残ることがあります。
首だけがたるんでいる場合は、ネックリフトのみを行います。お顔だけがたるんでいる場合は、ネックリフトはお勧めしません。
一緒に行う場合の麻酔方法、入院の有無、全体の手術時間:
フェイスリフトはフェイスリフト手術のご案内で説明しています。
ネックリフトの相談はどのように受けられますか?
代表番号02-541-8500にお電話いただくか、相談・予約のご案内からお申し込みいただけます。
お読みになっても気になる点が残る場合は、相談の際に気軽にご質問ください。
当院はソウル江南区江南大路480 ボラティアルビル4階にあります。新論峴駅3番出口から徒歩1分です。
相談の際は、以前に受けた施術や手術、服用中の薬、喫煙の有無をお知らせください。
よくあるご質問
ネックリフトはどのような麻酔で行いますか? 入院は必要ですか?
ネックリフトは静脈麻酔(睡眠麻酔)または全身麻酔で行います。 入院は必要ありません。
手術時間は2~3時間です。全身麻酔で行う場合は、眠って目が覚めたときには手術がすべて終わっています。
静脈麻酔(睡眠麻酔)と全身麻酔のどちらで行うかは、ご相談の中で決めます。
麻酔を誰が担当するか(麻酔科専門医の参加の有無)、手術前の検査と絶食時間、お帰りの際に付き添いの方の同伴が必要かどうか:
麻酔が心配な方は、相談の際にお気軽にお尋ねください。
服用中のお薬や持病、以前に麻酔で不快な思いをした経験は、すべてご相談の際にお知らせください。
ネックリフトの副作用にはどのようなものがありますか?
腫れと内出血のほかに、首に血がたまる血腫、神経損傷、皮膚壊死、首の前面がでこぼこになること、傷跡が生じることがあります。
手術を決める前に必ず知っておいていただきたい内容ですので、当院では省略せず、そのまま記載しました。
首は気道に近い部位です。 以下の項目を十分にご理解いただいたうえで、ご決定ください。
首が急に腫れて張ってきたら、血がたまっている可能性があります。首は気道に近いため、この場合は待ってはいけません。下唇の片側だけが不自然に動く場合は、神経の問題の可能性があります。
皮膚の色が暗く変わった場合は、皮膚へ届く血液が不足している可能性があります。浸出液や唾液がたまると、あご下が柔らかく腫れることがあります。片方のふくらはぎが腫れて痛む、または突然息切れがする場合は、脚の血管にできた血の塊の問題の可能性があります。
首の前面のでこぼこ、縦の帯が再び見えること、傷跡は、時間を置いて確認する問題です。
文献では副作用の頻度はどのように示されていますか
各項目が生じた場合に、当院でどのように対処するか:
上記の症状が疑われる場合は、こんなときは待たないでくださいの案内に従ってください。
ネックリフトの効果はどのくらい続きますか?
ネックリフトをしても、老化は止まりません。 そのため、効果が何年続くとはお約束しません。
「どのくらい持ちますか?」手術を迷っておられる方なら、一度は思い浮かべる質問です。
手術後も、皮膚と筋肉は年齢を重ね続けます。期待できる範囲は、ご相談の際に首の状態を拝見してお話しします。
時間がたつと、首の縦の帯が再び見える場合もあります。
再手術を行うかどうかは、急いで決めません。再手術は、1回目の手術から最低6か月が経過した後に判断します。詳しい内容はフェイスリフト再手術のご案内にあります。
ネックリフトと二重あご・広頚筋縫縮術は何が違いますか?
二重あご・広頚筋縫縮術は1時間、ネックリフトは2~3時間かかる手術です。どちらの手術も静脈麻酔(睡眠麻酔)または全身麻酔で行い、入院は必要ありません。二重あご・広頚筋縫縮術は、あご下を切開して広頚筋(首の前面の薄い筋肉)を中央に寄せて縫い縮める手術で、ネックリフトは、首とフェイスラインを外側(横・後ろ方向)から引き上げる手術です。詳しい内容は二重あご・広頚筋縫縮術のご案内にあります。
ネックリフトの後、日常生活はいつから送れますか?
通常、手術後1~2週間で、ある程度の日常生活が可能です。腫れや内出血がほとんど引くまでには、別途回復期間が必要です。
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本ページの内容は、医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果や回復期間には個人差があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、形成外科専門医と十分にご相談のうえ、ご決定ください。

