二重手術で最も重要なこと、
手術方法の決定

- 自然さ
- 二重が取れる現象を最小限に
- 術後の満足度
- くっきりした目元の仕上がり
二重手術をお調べでしたら、基本情報から一目でご案内します。
目の形とたるみに応じて手術を選ぶ基準は、目元のたるみの原因と手術選択の基準でまとめています。
目を開けたときに上まぶたの皮膚が一定のラインで折り込まれるように、皮膚と、目を開ける筋肉側の組織をつなぐ手術です。
ひとことで言うと、目を開けたときに折り込まれる位置を作る手術です。
二重のある目は、目を開けたときにまぶたの皮膚が一本のラインで内側に折り込まれます。二重のない目は、この折り込まれる位置がないか弱いため、皮膚がそのまままつげ側に下りてきます。
二重手術は、この折り込まれる位置を作ります。医学用語では、重瞼術またはアジア人のまぶたの形成術(Asian blepharoplasty)といいます。
なぜ折り込まれる目と折り込まれない目があるのか、もう少し詳しくご説明します。
二重のライン(supratarsal crease、まぶたのしわの線)は、上眼瞼挙筋(levator palpebrae superioris、目を開ける筋肉)の腱膜(aponeurosis、筋肉の端にある幅広い腱の膜)の線維が、瞼板の上縁付近で皮膚側へつながる位置で折り込まれると説明されています[1][2]。韓国人と欧米人の遺体のまぶたを解剖した研究では、二重のない東洋人のまぶたは、眼窩隔膜(orbital septum、まぶたの脂肪を包む膜)が瞼板(tarsus、まぶたの中にある硬い板)の上縁より下で腱膜と合わさっていました。隔膜前脂肪が瞼板の前方まで下りてきており、皮下脂肪層も厚いため、腱膜の線維が皮膚側へつながりにくい状態でした[1]。二重手術は、適切な高さで皮膚を腱膜や瞼板に固定して、新しい折り込みのラインを作ります[3]。
わかりやすく言うと — 目を開ける筋肉が皮膚を一緒に引き上げる位置で、二重が折り込まれます。二重のない目は、そのつながりが弱く、脂肪がその間を埋めています。手術は、適切な高さにこのつながりを新しく作ります。
院長のひとこと
「大切なのは、現在のご自分の顔に合い、目の状態に合った、最大限の結果を得ることです。とにかくきれいに見える写真とそっくり同じにすることは、可能でもなく、良いことでもありません。」
二重手術は、整形手術の中で最も多く行われている手術です。大半は美容目的ですが、目を開けるのがとてもつらい場合や額のしわが目立つ場合にも、二重手術や眼瞼下垂矯正手術などをあわせて検討します。
熟練した形成外科専門医による理想的なデザインと繊細な手術で、満足していただける結果をつくります。Face Plusの二重の目の整形は、より丁寧に、より効果的に進めます。
具体的な二重の手術方法を決めるには、まぶたに脂肪が多いか、まぶたの皮膚が大きくたるんでいるか、目を開ける力に問題はないか、蒙古ひだが強いか、という四つの点を丁寧に診断する必要があります。同じ条件、または似た条件であれば、できる限り手術を最小限にすることで、術後の満足度がより大きくなる可能性があります。

具体的な二重の手術方法を決めるには、下記の4つの点を丁寧に診断する必要があります。同じ条件、または似た条件であれば、できる限り手術を最小限にすることで、術後の満足度がより大きくなる可能性があります。
埋没法は切開せずに糸で結んでラインを作り、切開法はラインに沿って切開し、余った皮膚と脂肪を整理しながらラインを固定します。

どちらを選べばよいか迷われることもあるため、表にして並べました。
| 区分 | 埋没法 | 切開法 |
|---|---|---|
| 方法 | 小さな針穴の数か所から糸を通して、皮膚とまぶたの内側の組織を結びます | 希望するラインに沿って皮膚を切開し、必要に応じて余った皮膚・筋肉・脂肪を整理したうえで、ラインを固定します |
| 皮膚を切除するか | 切除しません | 必要な分だけ切除します |
| 傷跡 | 針穴の跡はほとんど残りません | 二重のラインに沿って細い傷跡が残ります。目を開けると折り込まれるラインの内側に位置します |
| 腫れ | 少ない方です | より強く現れます[4] |
| 二重の取れ | 時間がたって糸が緩むと、ラインがぼやけたり取れたりすることがあります | 埋没法より取れにくい傾向がありますが、起こることはあります[2][4] |
院長のひとこと
「……絶対に取れないわけではありません。切開法でも、二重が取れる確率は厳然として存在します。」
どの方法が合うかは、たるんだ皮膚と脂肪の量、希望するラインの高さを診察して決めます。
たるんだ皮膚が二重を覆っていることが問題なら上眼瞼手術を、ラインがもともとない、または弱いことが問題なら二重手術をまず検討します。
鏡の中の目元が以前と変わったと感じられたなら、まず何が変わったのかを分けて見る必要があります。
年齢を重ねると、上まぶたの皮膚が伸びて、もともとあった二重を覆ってしまうこともあります。この場合は、新しいラインを作るより、余った皮膚を整理することが先です。この手術は上眼瞼手術のご案内で説明しています。
目を開ける力が弱く、まぶたが黒目を覆ってしまう場合(眼瞼下垂)もあります。このときは、ラインを作るだけでは、目が開きにくいという問題が残ります。二重手術とあわせて目を開ける力を整える手術は、眼瞼下垂矯正手術のご案内で説明しています。
この三つが重なっている場合もあります。診察で、何が主な原因かを見極めます。
座った姿勢でラインの高さと形を決めて印を付け、麻酔をしたあと、埋没法または切開法でラインを作ります。
初めてだと漠然と感じられることがありますので、順に整理しました。
| 段階 | 埋没法 | 切開法 |
|---|---|---|
| 1. デザイン | 目を開けたり閉じたりしながら、ラインの高さと形を決めて印を付けます | 同じです。切除する皮膚の幅もあわせて決めます |
| 2. 麻酔 | ||
| 3. ラインの作成 | 小さな針穴から糸を通して結び、結び目は皮膚の中に埋め込みます | ラインに沿って切開し、余った組織を整理したあと、皮膚を腱膜や瞼板に固定します |
| 4. 確認 | 目を開けていただき、ラインの高さと左右のバランスを確認します | 同じです |
| 5. 仕上げ | 針穴は通常、別に縫合しません | 細い糸で皮膚を縫い合わせます |
当院の二重手術の麻酔方法:
麻酔が心配な方は、相談の際にお気軽にお尋ねください。
切開法は埋没法より腫れが強く、腫れが引いてラインが落ち着くまで数か月かかります[4][2]。
出勤や大切な約束を控えているなら、最も気になる点でしょう。時期別に記載しました。
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 手術直後~数日 | 腫れや内出血が出ることがあります。切開法の方が強く現れます[4] |
| 7日前後 | 切開法では抜糸を行います |
| 1~3か月 | 切開法の二重手術後の目の乾燥症状は、1か月前後に最も多く、3か月でほとんどが回復しました[5] |
| 数か月 | 腫れが長く残り、左右が違って見えることがあります[2] |
最初はラインが希望より高く太く見えます。腫れのためです。腫れが引くにつれて、ラインは次第に低く細くなります。
| 活動 | 時期 |
|---|---|
| 洗顔 | |
| 出勤 | |
| アイメイク | |
| コンタクトレンズ |
回復の速さは人によって異なります。大切な予定がある場合は、相談の際にあらかじめお知らせください。
なぜ手術後の数日は安静にしていただく必要があるのか、理由から記します。
まぶたの手術後に眼の奥(眼窩)で出血が起きた患者さんに多かった要因として、高血圧、手術前後のアスピリン服用、術後の嘔吐、活動量の増加が報告されています[6]。そのため、術後数日は無理な活動を避けます。
冷却(アイシング)、就寝時の姿勢、運動・飲酒・サウナを再開する時期、処方薬:
左右の非対称、ラインが取れたりぼやけたりすること、ラインが高すぎること、傷跡、目の乾燥、糸が眼の表面を刺激することが起こる場合があり、まれに視力を脅かす出血があります。
手術を決める前に必ず知っておいていただきたい内容なので、省略せずにそのまま記しました。
複数の研究を集めた総説に示された値は、下記のとおりです[2]。研究ごとに方法と対象が異なるため、範囲で記載しました。
| 項目 | 総説に示された値 |
|---|---|
| 左右非対称 | 最大35% |
| ラインが高い | 6~7% |
| 二重の取れ | 0~3% |
まぶたの形成手術の合併症を時期別にまとめた総説(複数の文献を整理して解説した論文)は、術後1週間以内には角膜びらん(黒目の表面が擦りむけること)と視力を脅かしうる後眼窩出血(眼の奥に血がたまること)を、1~6週には上下まぶたの位置異常・斜視(両目の向きがずれること)・角膜露出(目が十分に閉じず黒目の表面が露出すること)・流涙(涙が流れること)を、6週以降にはまぶたの高さや輪郭の問題・左右差・傷跡・長引く腫れを挙げています[9]。この総説は上下まぶたの手術をあわせて扱っており、二重手術のみの資料ではありません。
わかりやすく言うと — 時期によって、確認する問題が異なります。
ある研究では、100人のうち11人ほどが追加手術を受けました。
眼の奥の出血は、手術後24時間以内、特に最初の数時間以内に最も多く起こり、数日後に起きた例もあると報告されています[6]。
手術後に何かおかしいと感じたら、一人で我慢しないでください。
急いで確認が必要な症状
診療時間外の場合は、待たずに119番に連絡するか、近くの救急室へ行ってください。
次回の診察の際にお話しください
回復期間中は、院長と看護チームが腫れ・痛み・体調をあわせて確認します。
やり直せる場合が多くあります。再手術は、初回手術から最低6か月が経過した後に判断します。
結果が気になると、一日でも早く直したいというお気持ちは十分に理解できます。それでも、まず経過を見ます。
腫れが引くにつれて、ラインの高さと形は数か月かけて変化します。手術直後の状態で結果を判断しません。
埋没法で作ったラインが取れた場合は、再び埋没法で行うか、切開法に切り替えて固定することもあります。ラインを低くすることは、高くすることより難しいです。以前の切開線の傷跡と余った皮膚の不足は、高い二重を修正する際の限界になると報告されています[10]。
再手術で確認する内容と方法は、目の再手術の情報でご説明しています。
あります。代表的なのは、目を開ける力が弱いことが原因の場合と、もともと目が乾燥している場合です。 健康状態に応じた基準は、ご相談の際に確認します。
すべての方に、今すぐ手術が合うわけではありません。
眼瞼下垂(blepharoptosis、目を開ける筋肉の力が弱くてまぶたの縁が下がっている状態)がある目に二重のラインだけを作ると、まぶたの高さの問題は残り、左右差がより目立つ可能性があります。手術前から目の乾燥症状があった方は、まぶたの手術後に乾燥症状や結膜浮腫(白目がむくむこと)が起こるリスクがより高い可能性があると報告されています[11]。
かんたんに言うと
服用中のお薬と治療中の病気は、相談の際にすべてお知らせください。些細に思われることでも構いません。

二重手術は、整形手術の中で最も多く行われている手術です。
— 形成外科専門医 Park Jung Keun院長 · Face Plus Talk
実際にご相談も最も多く、手術も最も多いです。ところが、その方法もさまざまで、多くの患者様が戸惑われます。
最も簡単な埋没法から切開法、眼瞼下垂矯正手術まで、インターネットが発達してさまざまな情報を得る手段が多いため、多くの方があらかじめある程度の方法を決めて来院されることもあります。
しかし、診察してご相談してみると、患者様が希望していた、あるいは考えていた方法とは大きく異なる場合がしばしばあります。また、さまざまな先入観があって、誤って決めて来院される場合もあります。
二重手術で最も多い誤解は、埋没法は自然で、切開法は不自然だというものです。特に切開は回復もかなり遅く、結果もぎこちないと思われています。また、埋没法は取れやすく、切開法の二重は取れないというのも、代表的な先入観の一つです。
実のところ、手術方法を決めるために、患者様はあちらの病院、こちらの病院と回りながら悩むことになります。形成外科の医師も同じ悩みを抱えることがあります。なぜかというと、決まった正解はないからです。
埋没法で可能な場合は、皮膚があまりたるんでおらず、まぶたの脂肪が少なく、目を開ける力が悪くない場合です。このような場合に限って、簡単な埋没法できれいな形に仕上がります。皮膚がたるんで脂肪が多い場合は、切開法の二重が必要です。たるんだ皮膚を取り除き、脂肪や筋肉もあわせて取り除く必要があります。
埋没法が必ず取れて、切開法が取れないというわけではありません。以前はそうだったかもしれませんが、最近の埋没法は簡単には取れません。切開法でも、場合によっては取れることがあります。
このように、十分な診察を行ったうえで具体的な方法を決めます。正確に診断し、計画をきちんと立ててこそ、きれいな目元をつくることができます。
どちらがよいというより、目の状態によって合う方法が異なります。たるんだ皮膚と脂肪が少ない目には埋没法が、たるんだ皮膚や脂肪が多い目には切開法が合うことが多いです。違いは埋没法・切開法の比較にまとめました。
取れることがあります。糸で結んでラインを保つ方法のため、時間が経って糸が緩むと、ラインがぼやけることがあります。切開法でも取れることがあります。取れた場合は、1回目の手術から最低6か月が経ってから再手術を判断します。
埋没法は針穴の跡がほとんど残りません。切開法は二重のラインに沿って細い傷跡が残り、目を開けると折り込まれる線の内側に位置します。目を閉じると傷跡が見えることがあり、赤みは数か月かけて薄くなります。
受けられます。ただし、中高年ではたるんだ皮膚や目を開ける力が弱いという問題をあわせて抱えている場合が多いため、まず診察で原因を分けます。たるんだ皮膚が主な問題なら、上眼瞼手術のご案内もあわせてご覧ください。
一緒に行う場合があります。一緒に行うかどうかは、目と目の間の距離と目頭の形を見て決めます。目頭・目尻切開は目頭・目尻切開手術のご案内で説明しています。
はい。米国、日本など医療先進国からお越しになる患者様が多くいらっしゃいます。海外の患者様のうち、日本が約60%、米国が約30%です。
YouTubeのFace Plus形成外科チャンネルの動画にリンクします。 FacePlus TVをすべて見る
本ページの内容は、医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果や回復期間には個人差があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、形成外科専門医と十分にご相談のうえ、ご決定ください。
フェイスリフト・目元のたるみ手術・糸リフト、ご相談から回復までPark Jung Keun院長が直接確認します。お電話・KakaoTalkで日程をお決めいただくか、相談申込書をお送りください。
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